24年12月1日。
レモンポップ引退式。
「君に“お疲れ様”の乾杯を」
距離、枠、ライバル、ジンクス。
鍛えた肉体でねじ伏せるたび、
人々はボトルを重ね合わせた。
誰もが心躍った、味わい。
でも、今日は。
レモン味を薄く感じる。
…涙を拭いて、
もらった喜びを超えるような、
感謝を捧げよう。
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[補足1]
レモンポップといえば、重戦車とも称される筋骨隆々な肉体。
特に臀部の筋肉の盛り上がりは、SNSまで盛り上げており、前代未聞の現象でした。
[補足2]
フェブラリーステークスでは、1400mからマイルへの距離延長を。
1回目のチャンピオンズカップでは、さらに1800mへの距離延長。
加えて、不利な大外枠。
南部杯では、ペプチドナイルとのマッチレース。
さらに今日は、“チャンピオンズカップにレース名が変更されてからは、連覇した馬がいない”というジンクス。
さまざまな困難を、パワーでねじ伏せてきた、本馬です。
[補足3]
なお、ジャパンカップダートの時代には、トランセンドが連覇を達成しています。
[補足4]
名前のポップさと、裏腹なまでのパワー。
その走りを見ていると、Gorillaz / Feel Good Inc.のベースラインがいつも頭に浮かびます。
耳馴染みの良さに反して、ズッシリと大地に響くように伸びてくるような重低音。
お聞きになってみたい方は、こちらから。
ベースカバーも、たくさんアップされています。こちらから。