'02 ジャパンダートダービー / ゴールドアリュール(武豊)
「異端であれ。最先端であるために。」
サンデー直仔、“唯一の”ダートG1馬。
それは誇り。
己のレベルを、未来が見通せない者に合わせるな。
圧逃した彼のキックバックには、砂金が舞った。
約四半世紀後の、競走体系整備を予見するように。
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[補足1]
サンデーサイレンス産駒のダートG1初勝利は、イシノサンデー(96年ダービーグランプリ勝利)ではありません。
ダービーグランプリのGI(統一GI)格付けは、97年から。
従ってゴールドアリュールが、サンデー直仔で“唯一のダートG1馬”です。
[補足2]
来年から、地方競馬が主体となってダート競走の体系整備が実施されます。
遂に、全てG1級での3歳ダート三冠も確立。
その影響で、ジャパンダートダービーは、今年が最後の開催。
ジャパンダートクラシックと改称した上で、施行時期を10月上旬に移動。
芝でいう、菊花賞的位置付けに生まれ変わります。
[補足3]
新設のダート三冠でも、活躍するであろう。
サンデーサイレンスの血を引く者たち。
そもそも当時は一部の例外を除いて、圧倒的に芝優先。
故に、優秀なサンデー産駒をダートを回しにくい。
という時代背景もありました。
[補足4]
なお、ゴールドアリュール。
サンデー直仔で、唯一のダートG1馬。
この看板は伊達でなく。
彼の産駒が送り出した産駒には、スマートファルコン・コパノリッキー・クリソベリルなどレジェンド級が多数。
また、産駒の国内ダートG1級勝利数は40を数えます。
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