熊沢重文騎手、引退
「愛すべき旅路」
未開拓の世界を駆けた、翔んだ。
“これしかできない”と、覚悟を決めて。
平地と障害、二刀流の長き旅。
語り継ぐべき、唯一無二の栄光。
有馬記念と中山大障害。
趣の異なる、二つの最高峰制覇。
笑顔で言うよ、ありがとう。
もう二度と現れない、鉄人よ。
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[補足1]
熊沢騎手を語る上で外せないのは、ステイゴールド。
“愛さずにいられない”、“黄金旅程”です。
[補足2]
熊沢騎手は平地・障害の両方で一流騎手でした。
残した記録を振り返ると、その凄さが改めて伝わります。
昨今では、平地で活躍した騎手は、高確率で障害免許を返上してしまいます。
そのため、もう二度と見られないであろう記録ばかりです。
①平地と障害の最高峰を両制覇
(91年・有馬記念/ダイユウサク、12年・中山大障害/マーベラスカイザー)
※グレード制導入後初。
②JRA史上初の平地・障害200勝を達成
③平地・障害での通算勝利数が1000勝越え。
④障害レース歴代最多勝
などなど。
まさにレジェンドです。
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