'03 ジャパンカップ / タップダンスシチー(佐藤哲)
「お前と叶えたい夢がある」
他の誰かとでは、意味がない。
誓った約束を、嘘にしたくないから。
お互いの存在が、自信の源。
焦燥感は、和らいでいく。
9馬身差の圧逃。
独走状態。
それは、“信頼の力”を誇示する時間。
さぁ、歓喜のステップを踊れ。
ーーーーーー
[補足1]
デザインモチーフは、9馬身差とダンスショーのネオンサイン。
なお、9馬身差での平地G1勝利は、現在でも最大着差記録。
※グレード制導入後。
[補足2]
ジャパンCの逃げ切りは、84年のカツラギエース以来19年ぶりでした。
鞍上の佐藤哲三騎手は、そのジャパンCを見て騎手を志したそうです。
奇しくも、同じ逃げ切り勝利でした。
[補足3]
タップダンスシチーは気性難であったこと。
そして、自身の血統における距離適正などの情報がなく、出世が遅れていました。
そこに現れたのが、佐藤哲三騎手。
彼とはまさに、ウマが合う関係。
乗り替わってから、メキメキと頭角を現して行きました。
“馬を育てた”エピソードにも事欠かない、2000年代を代表する名コンビです。
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