'24 ヴィクトリアマイル / テンハッピーローズ(津村)
「真昼に咲いた、月見草」
スターの影で努力を重ねる者を、
月見草と呼ぶ。
本馬の名に含む、ローズ。
真意は、薔薇にあらず。
曽祖母オエノセラ(月見草)から、継承したものだ。
二つの月見草が、一つになった時。
十指に余る幸せが、満ち溢れた。
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[補足1]
テンハッピーローズの馬名、“ローズ”に関して。
曽祖母の名前‥オエノセラ(月見草の一種)
祖母の名前‥プリムローズイヴ(月見草の英名から、着想)
母の名前‥フェータルローズ(祖母名の一部を使用)
つまり、月見草に源流を持った“ローズ”です。
[補足2]
馬主は、天白泰司氏。
冠名はテンハッピーであり、英語では“ten happy”と綴ります。
そこから着想し、十指に余る幸せと表現しました。
※十指に余る‥際立ったものを数え上げていくと、かなりの数になること。
[補足3]
G1初制覇となった、津村明秀騎手。
川田騎手など数々のG1ジョッキーを擁する、競馬学校20期出身。
その中でも最高の技術を持つと評された、才覚の持ち主。
ついに、辿り着いた栄光です。
[補足4]
“王や長嶋はヒマワリ、私は月見草”と自身を例えたのは、故・野村克也氏。
影で努力を重ねる者=月見草との連想が一般化したのは、このエピソードからと思われます。
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