'25 ドバイシーマクラシック / ダノンデサイル(戸崎)
「俺たちのダービー馬」
ダービーは、
その国の競馬を象徴するレースだ。
だからこそ。
今宵の勝利は、日本のファンの胸に、
揺るぎない誇りを灯す。
才能は、時に諸刃の刃となる。
試行錯誤で磨き上げたホースマンたちの叡智が、
頂へと導いた。
ーーーー
[補足1]
競馬を開催するほとんどの国には、“その国の競馬を象徴するレース”として、ダービーに相当する競走が存在します。
名称が異なっても、レースの性格や意義は共通しています。
ダービーとは、その国の競馬文化の根幹をなす存在です。
[補足2]
そして、自国のダービー馬が“海外の主要G1”を制する。
これは、競馬強豪国としての実力を示す、重要な証ではないでしょうか。
[補足3]
ダノンデサイルが、有馬記念で3着に敗れたあとのことです。
安田調教師は「ダービーの頃に比べると、若干、失っているものがある」と語りました。
そこから、鞍上交代を含む様々な試行錯誤を重ねてきました。
ファンの目には、それが実を結んだようにも見えます。
もしかしたら、“失っているものが、まだ戻っていない”のに、この強さなのでしょうか。
いずれにせよ、この先の活躍がますます楽しみでなりません。
0コメント