'25 札幌記念 / トップナイフ(横山典)
「幾重もの神業」
勝負とは、階段状ではない。
ときに断崖、或いは絶壁。
二度の手術を越えた馬が、
三度目の正直で、夏の栄光を浴びる。
戦略、医療、騎乗、走力。
全てに超技術が注がれた証。
情熱は、燃えている。
知恵は、湧いてくる。
だから今度こそ──。
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[補足1]
本馬の名前の由来は、“超一流の技術”。
脳外科医をモチーフとした、同名の日テレ系ドラマも放映されています。
[補足2]
膝蓋(しつがい)骨の脱臼癖を改善するための、二回の手術。
そこからの復活勝利が、本馬にとって重賞初勝利となりました。
さらに今日の札幌記念の位置取りは、好走した一昨年の札幌記念の時と全く同じ。
幾重にも超技術が重なってこその、栄光です。
[補足3]
生中継のテロップでさえも、トップナイフG1制覇と表示してしまうほどのハナ差負け。
それから、3年近く。
勝利は遠のくばかり。
しかし上述の超技術で成し遂げた、重賞初勝利。
今秋こそ、きっと念願のG1を・・・!
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