'25 マイルチャンピオンシップ / ジャンタルマンタル(川田)
「鬼の目にも涙」
戦前の自信を証明する、完勝。
だが気づいた。
その自信は、覚悟の裏返し。
事情は分からない。
ただ、川田騎手の感情さえも、揺らす強さ。
それだけは事実。
いや、見間違いか。
あれは仕事を完遂した者の、
“熱い汗”だ。
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[補足1]
戦前のインタビューでは、川田騎手・高野調教師ともに、ものすごい自信を感じる内容でした。
中の人に相馬眼は全くありませんが、パドックに出てきた瞬間に、「うわぁすげぇ‥」と声が漏れるほどの馬体。
その“自信”を、素人でも即座に理解できました。
[補足2]
鬼とは、川田騎手のこと。
ここで長々語るよりも、かつてロゴケイバでこしらえた「JBCクラシック・ウィルソンテソーロ」をご覧ください。
きっと、奥行きや味わいを感じてもらえると思います。
[補足3]
勝利インタビューでは、川田騎手が“影の位置で、後続との距離感を測っている”という趣旨の発言をしておりました。
…そんなん、鬼になってないとできへんやろ。と、素人は感服してしまいました。
[補足4]
ジャンタルマンタルはこれで、牡馬が出走できるマイルG1(朝日杯・NHKマイルC・安田記念・マイルCS)を全て勝利。
文字通り、マイル完全制覇。もちろん史上初です。
そもそも、朝日杯とマイルCSを両方勝った馬でさえ、今まで存在していません。
いかにG1レベルの能力を長期間維持し続けることが、難しいかを示しています。
まさに本馬は、歴代マイラーでも最上位級です。
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