和田竜二騎手、引退。
「気高き去り際」
早過ぎる栄光は、
人を惑わせると云う。
けれど、この男は違った。
難しい馬とも向き合い、
信頼を背負い続けた。
その選択こそ、
名手と称される所以。
大怪我で、引退式は叶わない。
だが闘魂は、なお燃え盛る。
炎を携えて、
新しい歌劇が幕を開く。
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[補足1]
JRAの規定において、1000勝を超える騎手には、引退式が執り行われます。
しかし本日、その場に和田騎手の姿はありません。
先月の落馬による負傷で、現在も入院治療中のためです。
残念ではありますが、元気な姿での開業を、心待ちにしています。
報道によれば、退院も近いとのことです。
[補足2]
和田騎手といえば、やはり世紀末覇王テイエムオペラオーです。
年間無敗という大記録を打ち立てたのは、2000年。
当時、彼はわずか23歳でした。
時代が違うとはいえ、あまりにも若い。
その年齢で、あの重圧を背負い、結果を出し続けた。
つまり、彼の「闘魂」は、次元が違うのです。
[補足3]
そこから栄光に溺れることなく、一線級のジョッキーとしての立ち位置を確立。
積み重ねた勝ち星は、通算1534勝。
これは歴代14位に、刻まれる数字です。
紛れもなく、歴史に名を残す名手です。
[補足4]
ちなみに、和田竜二騎手は福永祐一調教師、細江純子氏と同期です。
いわゆる、「花の12期生」です。
そんな12期生も現役騎手は、柴田大知騎手 / 古川吉洋騎手の2人のみ。
なお、古川吉洋騎手は、先週の小倉大賞典で藤岡佑介騎手を差した、ご本人です。
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