石神深一騎手、引退
「超え続けた果ての、着地点」
飛越へと踏み切るたびに、
覚悟を問われた。
中途半端を、
容赦なく振り落とす世界で、
灰になるまで、走りきった。
稀代の名手は、知っていたのだ。
燃え尽きる美しさを。
幕の引き方が、全てを語る。
これ以上の幸福が、あるだろうか。
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▼補足1▼
やはり石神深一騎手といえば、“超えていく、王者”こと、オジュウチョウサンとのコンビです。
▼補足2▼
“中途半端な石神深一を見せ続けるわけにはいかない。期待に応えることができなくなってきたのなら、身を引かなくてはならない”。
インタビューで語られた、その言葉。
他のプロスポーツと同様、引き際を自分で決められる騎手は、ほんの一握りです。
しかし彼は、“最も己の美学を表現できる”形で、幕を下ろしました。
これこそが、トップオブトップだけに許された引退です。
▼補足3▼
なお、引退式は本日行われましたが、来週末の京都がラストライドです。
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