'16 香港ヴァーズ / サトノクラウン(J.モレイラ)

「最後は、俺に任せとけ」


残り100m。


世界の一流馬の中から、

勝機を見いだし、

自分を選んだ名手よ。


調子を立て直した、

スタッフよ。


全て、意気に感じる。

湧き上がる底力で、差し切った。


王冠に相応しい素養とは。

“勝って恩を返す”という、決意だ。


ーーーーー


[補足1]

デザインモチーフは、サトノの勝負服と馬名に絡めて、“ダイヤのキング”。

ダイヤのキングは、トランプの図柄の中で唯一、武器として“斧”を持っています。

欧州血統らしく、パワーホースだった彼のようです。


[補足2]

サトノクラウンは弥生賞経由かつ無敗で、皐月賞まで駒を進めた経験があります。

過去にそのキャリアでは、7頭がクラシックホースになっており、3歳春の時点では主役格の扱いでした。

ドゥラメンテが無双するまでは‥。

いつしかG1を勝てないサトノの、代表例として扱われるようになっていました。


[補足3]

この勝利は、当時の世界最強格ハイランドリールを差し切ってのもの。

そもそも香港ヴァーズの日本馬勝利も、15年ぶり。

上述のサトノ軍団の経緯もあり、強烈なインパクトを残しました。


[補足4]

2016年の秋競馬は、サトノ旋風が吹き荒れました。

菊花賞のサトノダイヤモンドに続いて、香港ヴァーズの本馬。

その後には、朝日杯FSのサトノアレス、有馬記念でまたサトノダイヤモンドと続きます。

Logokeiba Portfolio

「競馬をもっとカッコよく。」 名馬の名前をモチーフとしたロゴデザインで、彼ら、彼女らの勝利を讃えます。

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