'20 香港スプリント / ダノンスマッシュ(R.ムーア)
「宿命の地、宿願の血」
修練の中、
無意識に備わる力がある。
即ち、覚醒。
競馬では、時に。
戦いの舞台がそれを導く。
父の遺伝子が躍動するのは、やはり最難関。
シャティンは“龍王の庭”。
遂に、期待に応えた。
史上初、同一香港G1の親子制覇達成。
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[補足1]
父とは、龍王ロードカナロア。
[補足2]
父は、香港スプリントを連覇。
日本馬にとっては、凱旋門賞を勝つよりも難しいとされる、短距離界の最難関です。
[補足3]
本馬ダノンスマッシュは、なかなかG1勝利に届きませんでした。
ですが、この最難関で悲願のG1初制覇。
さらに、親子で香港の同一G1を勝利した、初めての例となりました。
[補足4]
香港競馬では、去勢した騸馬を走らせるのが主流です。
土地が狭く、馬産を行わないためです。
従って事実上、親子制覇の概念がありません。
ですが、上記を差し引いても、香港スプリント親子制覇は日本競馬屈指の大記録です。
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