'01 香港カップ / アグネスデジタル(四位)
「異常値」
最強の定義が崩れる。
それは計測の外から、現れた。
日本競馬が初めて出会った、“異能”。
地方中央海外で、G1を3連勝。
芝も砂も問わない。
各路線のスペシャリスト達の戦場でこそ、
真価を放つ、“異彩”。
彼の二刀流は、競馬の垣根を破壊する。
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[補足1]
デザインモチーフは、データ互換。
二刀流とデジタルを組み合わせた表現です。
[補足2]
かつてオールマイティな名馬といえば、タケシバオーでした。
ただし60年代の出来事であり、競争体系も未整備。
アグネスデジタルがこの偉業を成し遂げたのは、各路線にスペシャリストがいる21世紀。
ここに凄まじい価値があります。
その証拠に、以後だれも挑戦すらしていません。
[補足3]
2000年頃は、ドバイミレニアムやサキーなど、二刀流の超名馬が海外で登場。
そこに、日本調教馬でもアグネスデジタルが出現。
海外のトレンドに、“即座に呼応できる日本競馬”という意味でも、レベル向上を示す出来事でした。
[補足4]
他にも、芝とダートのG1を勝利した日本馬は存在します。
ですが、芝とダートのG1を両方とも2つ以上勝利した馬は、アグネスデジタルのみです。
(翌年のフェブラリーSで達成)
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