'25 川崎記念 / メイショウハリオ(浜中)
「知略、刃の如し」
覚えているか?
燕を名の由来として持ち、
誰よりも速く、強かった侍を。
重ねた歳月は、古豪の領域さえ越えた。
だが、経験を砥石にして、
“戦略眼”を静かに磨き上げてきた。
三角手前、勝負は一瞬で決した。
まるで、居合い抜きのように。
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[補足1]
川崎記念の多くの観客は、こう予想していたはずです。
「メイショウハリオは、先行勢を外から差す戦法だろう」と。
しかし、スローと見るや否や、三角手前から一気の仕掛け。
そのまま押し切ってしまいました。
まさに居合い抜きのような、勝負所での瞬時の判断。
それこそが、今日の決め手でした。
[補足2]
もう8歳とはいえ、ウシュバテソーロ、ウィルソンテソーロ、レモンポップといったワールドクラスと真剣勝負を重ねてきた侍。
もはや、そもそもの経験値が違いすぎた。そう思わせる一戦でした。
[補足3]
これで、22年&23年の帝王賞連覇、23年のかしわ記念優勝に続く、4回目のG1級制覇です。
帝王賞でも、この老侍の活躍に期待が高まります。
もし勝利すれば、帝王賞3勝となり〝単独最多優勝馬〟となります。
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