'25 桜花賞 / エンブロイダリー(J.モレイラ)
「宿命のステッチ」
濡れた芝を、縫うように。
彼女の名を、体現するように。
美しく、外へ抜け出た。
導くは、雷神モレイラ。
雨雲には、雷が付き物。
牝馬三冠、一つ目の“刺繍”。
その完成度には、一点の曇りもない。
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[補足1]
エンブロイダリーとは、英語で“刺繍”を意味します。
[補足2]
雨での開催となった、今年の桜花賞。
最後の直線をパトロールビデオで見ていただければ、一目瞭然。
さすがモレイラ騎手!と言いたくなるほどに、滑らかに外へと出しています。
※3角での斜行で、過怠金5万円の制裁が課されたようです。従って、あくまで直線の話です。
[補足3]
今回、一単語をわざと改行したデザインとなっています。
語源の構造的に、「em-(〜の中に)」+「broider(刺繍する)」で成り立つ言葉であるためです。
[補足4]
なお、クイーンカップ勝ち馬が桜花賞馬になったのは、49年ぶりのこと。
テイタニヤ・タマミ・本馬で3例目です。
個人的には、クイーンカップ勢を軽視していたので、痛い目に遭いました。
[補足5]
本馬の父アドマイヤマーズですが、産駒は初G1制覇。
初年度産駒での達成です。
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