'25 凱旋門賞 / ダリズ(M.バルザローナ)

「夢を呑む、血脈」


まるで、別次元を走っている。

同じターフのはずなのに。


勝利すら通過点とし、

親子三代で繋いだ栄光。


パリはいつも、希望で酔わせる。

だが、最後は必ず絶望へ沈める。

それが本場の美学。


残酷さにさえ、憧れてしまう。

それが本場の実力。


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[補足1]

ダリズは前走で、クロワデュノールに敗れています。

しかし、「距離が延びれば、逆転はありうる」と思わせる、負けて強しの内容でした。

そして実際に、本番できっちりと勝ち切ったのですから、さすが本場の底力です。


[補足2]

ダリズは祖母アーバンシー、父シーザスターズに続き、三代で凱旋門賞を制覇しました。

とんでもない偉業です。

なお、日本競馬における三代同時G1制覇は、たった一組しかありません。

メジロアサマ→メジロティターン→メジロマックイーンによる、天皇賞制覇です。

※天皇賞・秋が3200mで行われていた時代を含む記録です。


[補足3]

このように代々紡がれていく「血統の栄光」は、フランスの文化に例えるなら、まさにワインです。

長い時をかけて、熟成を重ねるボトルのように、深みを増していきます。

今回は、その三代の栄光を象徴する、三本のワインボトルをモチーフとしました。


Logokeiba Portfolio

「競馬をもっとカッコよく。」 名馬の名前をモチーフとしたロゴデザインで、彼ら、彼女らの勝利を讃えます。

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