'25 ブリーダーズカップ・クラシック / フォーエバーヤング(坂井)
「永遠なる栄光」
日本馬、挑戦の歴史。
それら全てを肯定する、究極の勝利。
賞金、名誉。
中央、地方、海外。
多様な価値観を越えて、
誰もが“心を震わせた夢“が、遂に叶った。
世界完全制覇。
それは、“日本競馬の最高到達点”だ。
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[補足1]
歴史が動きました。
競馬を知らない人に伝えたい。
野球で言えば、ワールドシリーズ制覇。
サッカーでいえば、ワールドカップ制覇。
陸上で言えば、100mで五輪の金メダル。
そのスポーツにおける、ど真ん中の頂点です。
歴史的快挙です。
[補足2]
そのうちの2勝は、ブリーダーズカップ創立時より存在する、“オリジナル7”です。
数あるブリーダーズカップのレースの中でも、特に伝統と格式をもつレースを指します。
つまり、ボクシングで言うと、ヘビー級とライト級で、日本人の世界王者を輩出した名トレーナーといったところでしょうか。
[補足3]
かつては、凱旋門賞よりも、アメリカのダートG1を勝つ方が難しいとされていました。
凱旋門賞よりも先に、アメリカの本丸・ブリーダーズカップクラシックを勝つ。
競馬ファンの想像の遥か上をいく、フォーエバーヤング陣営。
まさに、生きる伝説です。
[補足4]
SNSの普及、第2次競馬ゲームブーム、海外馬券の購入解禁によって、日本競馬は明らかに上昇カーブを描いたように思います。
個人的に、日本競馬の素晴らしい個性と考えているのは、ファンの熱量に呼応する形で、競馬のレベルが上がる点です。
ハイセイコー、オグリキャップ、第1次競馬ゲームブーム、競馬漫画。
たくさんの事例が証明しています。
こんな国はありません。
[補足5]
フォーエバーヤングは中央馬でありながら、中央の競馬場を一度しか走っておりません。(京都の新馬戦)。
つまり、世界の超一流馬のローテーションに、地方競馬のレースが組み込まれているのです。
中央・地方・海外。
こんなにも、競馬の世界を1つにする存在は、今までに存在しませんでした。
[補足6]
フォーエバーヤングが、GI級を初勝利したとき。
ロゴケイバでは期待を込めて、「嫉妬させてくれ」とキャッチコピーを書きました。
そこから始まった、デザインを通して、彼を見つめる物語。
最高額の賞金も、最高の栄誉も。
両方を獲得し、「永遠なる栄光」に到達しました。
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