'25 ホープフルステークス / ロブチェン(松山)

「別格の第一波」


進路を、外に取った。

ギアが噛み合う。

空気が変わる。


走り方でわかる。

才能の塊だ。


新馬から、まだ2戦目。

荒削りの戦歴だからこそ、

闘争本能は剥き出しになる。


常識が、置き去りにされるのを見た。

未知の興奮が、やってきた。


ーーーーーー


[補足1]

今回、表現したかったのは、“完成した強者”ではなく、“才能の幼体”。

そして、これから“削られて、磨かれて完成する怪物”です。


[補足2]

デザインは、技法や様式よりも、本質をどう視覚で伝えるかが優先される方法論です。

だからこそ、表現は一つに留まらず、さまざまな手法を取り込みながら、進化していくものと考えています。

以前から、ロゴケイバが取り入れてみたかったのは、木の彫刻という表現。

そして、まるで子供がロゴを真似して作ったような、無邪気さでした。

そのアイデアを使うなら、今日のロブチェンしかない。

そう思えるだけの条件が、すべて揃っていました。

ここで使わなければ、いつ使うのか!というぐらいに。


[補足3]

ロブチェンの走り方を見た時。

中の人は、ナリタブライアンを思い出しました。

首を使って、沈み込むように走る馬。


走行フォームで、怪物を予感させる馬。

それは確かに存在します。


[補足4]

なお、デビュー戦をG1レースにすることは不可能です。

従って、2戦目が最小キャリアでの、G1挑戦になります。

その上でG1制覇を成し遂げたのは、

ジョワドヴィーヴル(阪神JF)、リオンディーズ(朝日杯FS)に続いて、本馬で3頭目です。


Logokeiba Portfolio

「競馬をもっとカッコよく。」 名馬の名前をモチーフとしたロゴデザインで、彼ら、彼女らの勝利を讃えます。

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