'25 中山大障害 / エコロデュエル(草野)
「剣闘士は、頂に在り」
能力が一番であること。
持てる力を、出し切ること。
それらは、別の才能だ。
彼は戦うたびに強くなった。
やがて、両方を備えた。
体力を削り合う、一騎打ち。
限界まで戦い抜く覚悟なら、誰にも負けない。
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[補足1]
中山グランドジャンプを勝利した時は、5番人気の評価。
ですが、今回の中山大障害は圧倒的1番人気(単勝150円)。
このプレッシャーに打ち勝つ、心身をも備えていました。
[補足2]
エコロデュエルの父は、キタサンブラック。
同じ父を持つイクイノックスとは、同期です。
あちらが芝の史上最強なら、こちらを障害の史上最強…。
と呼ぶには、まだ気が早いかもしれません。
ですが、彼はまだ6歳。
障害馬としては、若い部類です。
可能性も、時間も、まだ十分に残されています。
少なくとも、この一戦で示した強さは、
“不可能だ”と言わせないだけの説得力を持っているように感じました。
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