'25 クイーンエリザベス2世カップ / タスティエーラ(D.レーン)
「再演」
イメージした音を、
鳴らせない孤独がある。
若さの勢いだけでは、
奏でられない哀愁がある。
それでも、弾くことを止めなかった。
また、あの演奏ができると信じて。
2年分の悔しさを乗せ、紡ぎ直した旋律。
香港の空に、響いた。
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[補足1]
タスティエーラは日本ダービー勝利後、2年の時を経て復活の勝利を挙げました。
実は、父・サトノクラウンもまた、香港の地でG1制覇を果たしています(2016年・香港ヴァーズ)。
[補足2]
タスティエーラの馬名の由来は、楽器の鍵盤。
つまり、2つの鍵盤は、日本・香港でのG1勝利を意味します。
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[クイーンエリザベス2世カップのロゴケイバについて]
リバティアイランド号に対し、深い哀悼の意を表します。
ロゴケイバの立場としては、まずは優勝馬を讃えさせていただきました。
ですが、正直なところ、心の整理はついていません。
競馬は、命あってこそのもの。
それは痛いほど、理解しているつもりです。
以前、ロゴケイバで書いたことを、ここに改めて引用させてください。
──
競馬ファンからは見えないところで、
命を預かる者たちの"真剣勝負"が、日々繰り広げられている。
そして、その実現には、無数の手法と哲学が存在する。
それがどのようなものであったとしても、
私は関係者の判断に対し、最大限の敬意を払いたいと思います。
──
いま、言えることは、それしかありません。
そして、真摯に作り上げることしかできませんでした。
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